Friday, June 24, 2005

北岡和義ブログ第41回 「再会」の渡辺・横井夫妻に再会

北岡和義ブログ第41回です。真夏日の6月24日午後5時半、戯曲「再会」ロサンゼルス公演で知り合った演出家で舞台俳優の渡辺義治さんと奥さんの横井量子さんと新宿の喫茶店で再会しました。中国残留婦人問題と日本の戦争犯罪をテーマにした演劇「再会」が8月4日から9日まで、紀伊国屋新宿南口店(高島屋隣)7階サザンシアターで再演されます。敗戦60周年を目前に渡辺夫妻の執念の東京公演です。そして・・・1993年以来、日本各地、中国、アメリカなどで247回続いた、この芝居、この東京公演が最後となります。

渡辺・横井夫妻がロサンゼルスに来てぼくを訪ねたのが2001年でした。リトルトーキョーの小さな劇場で2日間上演されたのですが、観客の大半が中国人だったこと、強烈な印象でした。ぼくはこのLA公演を撮影し、現地のテレビ番組で放送、さらにドキュメンタリー・ビデオを制作しました。(欲しい人は実費でお渡しします)

そしてロサンゼルス公演の直後、あの、911同時多発テロが起きたのです。渡辺夫妻がデトロイトに滞在していた時でした。しかし彼らは敢然とニューヨークへ乗り込み、あの911テロの惨劇で世界中がニューヨークを見つめていた時、公演を決行した、といいますから凄いですね。

渡辺夫妻は50代後半、戦争犯罪を告発する、という深刻なテーマを掲げて、12年間、日本~中国~アメリカと芝居を続けてきたのですからそのエネルギーや相当なものです。過労でしょう。横井さんは健康を損ねて何度も病床に伏しながら回復し、被爆60周年を向かえる8月4-9日、最後の公演に情熱を燃やし続けています。

過去、このお芝居を見た人は12万人。初演から10年、2003年暮れで終わりにするつもりだったけど、イラクへの自衛隊派遣などの動きを座視できず、再演を決意したどうです。C戦犯だった実父と自死した母親、という家庭から日本人の出自を自問し、中国にでかけて過酷な歴史に遭遇、脚本を書いたのが戦後生まれのが渡辺さんです。日本人の戦争責任を問う、というこの重いテーマを奥さんの量子さんと共演し、多くの感動を与えました。未だ見ていない人がたくさんいると思います。ぜひ、この最後の東京公演、見に行ってほしいとご案内します。紀伊国屋は新しくできた新宿駅南口、高島屋の隣の大きな店の7階です。前売り券一般5,500円。学生4,200円。高校生以下は2,100円。(2005年6月25日記)

1 Comments:

At 4:41 AM, Anonymous YOU(鹿化川ゆう) said...

四日市メーリングリストで以前お世話になったYOUです。
偶然、私の日記にあった書き込みをしてくださった方のリンクにロスの北岡さんのリンクが張ってあるのを発見。
ここまで来てしまいました!
ますますお元気そうですね!
お写真を拝見して嬉しくなってしまいました。
お会いしたのは、もう3年以上前でしょうか?
また四日市に来られる時はお声をお掛けください。
といっても当時の仲良しだった若者たちは、四日市を去ってしまいましたけどね。

 

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