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Friday, May 13, 2005

北岡和義ブログ22回 小原LA総領事館首席領事着任

北岡和義ブログ第22回です。5月12日夜、日本人町リトルトーキョーで、 地元日系コミュニティ諸団体による小原雅博在ロサンゼルス日本国総領事館首席領事(写真)着任の歓迎会が開かれました。前任の國方俊男首席はデュッセルドルフ総領事に転出、その後任に4月1日付けで小原氏の着任となった。外交官と日系コミュニティの関係について書きます。

ロサンゼルスの総領事館はニューヨーク総領事館とともに189の在外公館(大使館116、総領事館66、政府代表部7)で、もっとも忙しい総領事館の一つ。総勢55名(日本派遣23人、現地雇員32人)の大所帯で、特に北米最大の日系コミュニティがあることが大きな特徴です。現在の総領事は野本佳夫氏、北京大使館特命全権公使からロサンゼルス総領事館に着任した外務省きってのチャイナ・スクール。首席領事もキャリア外交官ポストです。

小原首席領事は1955年、徳島県生まれ、80 年東京大学文学部卒。84年カリフォルニア大学バークレー校修士号取得。国連日本政府代表部一等書記官、アジア局地域政策課長、経済協力局無償資金協力課長などを歴任、中央大学や早稲田大学、九州大学など多くの大学で教鞭を取り、著書も多い学究派。 7月に『アジア共同体』という書を上梓します。

この夜はロサンゼルスの日系コミュニティの親分衆約40人が一堂に会し、小原首席に歓迎の意を表したが、なにしろほぼ全員、小原首席より年長者、「総領事館はもっと地元コミュニティをしっかり支えて欲しい」という長老のハッパに、「お手柔らかに」に辞を低く返していましたが、本音でしょう。外交官はほぼ3年区切りで交代するルーティン人事です。異動がある度にこうした歓送迎会が開かれるがのがLA日系社会の慣例になっていますが、海外日系社会の高齢者の”お上大好き”という裏に、”叙勲”がほしいという飴玉がぶら下がっているようで、あまり気分のいい歓迎会でした、とは言えませんねえ。(2005年5月13日記)

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